2020-01-01から1ヶ月間の記事一覧

インドネシアンカレーの作り方

久しぶりにカレーを作った。美味しくできたのでレシピをメモ。 メジャーなカレールーではなく、「カレーの壺」というスリランカ輸入のカレーペーストを使用。ココナッツミルクを使ったマイルドながら後味はピリリと辛い出来上がり。インドネシアンカレーと書…

インフルエンザ罹患

昨年の10月末に風邪をひき数日発熱して寝込んだ。幸い熱は引いたが咳が治らず続いた。咳は重たく、全身に力を入れて身構えないとならないほど。なんか咳をした瞬間にぎっくり腰になりそうな感じ。たまに咳をしても喉のイガイガが取れず咳が止まらなくて呼吸…

白銀の墟 玄の月/小野不由美

十二国記最新巻。シリーズとしては6年ぶり、長編としては18年ぶりということで期待大。久しぶりに書いてくれたと思ったらボリュームも長大で4分冊。気になっていた泰国の話の続きがついに明らかに。 まず18年ぶりの長編ということで、これまでの作風から変…

丕緒の鳥/小野不由美

約6年ぶりの再読。十二国記の第8巻。短編集。 「丕緒の鳥」。慶国に陽子が新王として即位する際に行われる儀式、大射。この大射の儀式を司る部署の男・丕緒の話。架空の世界の架空の儀式なのに緻密な描写であたかも現実のもののように思えるこの筆力とイマジ…

華胥の幽夢/小野不由美

約20年ぶりの再読。十二国記の第7巻。短編集。 十二国の様々な国の様々なエピソード。泰麒の話、芳国の峯王を討った月溪の話、雁国首都関弓山の大学で学ぶ楽俊と景王陽子の伝書鳥によるやり取り、才国の宝重・華胥華朶の話、傾きつつある柳国を調べに来た2人…

黄昏の岸 暁の天/小野不由美

約20年ぶりの再読。十二国記の第6巻。 泰国の話の続き。泰王と泰麒の治世が始まったが、盤石だと思われた泰が不穏な事態に巻き込まれていく。第0巻「魔性の子」が現世(蓬莱)側の話であり、これが十二国側の状況という表裏一体の構造をなしている。泰王と泰…

図南の翼/小野不由美

約20年ぶりの再読。十二国記の第5巻。 国王不在が続き国土が荒廃する恭国。大商家の娘、珠晶が王になるため蓬山へ昇山する物語。今までは王を選定する手順としてさらっと記述されていた蓬山への昇山がいかに危険で大変なものかが緻密に描かれる。妖魔が多く…

風の万里 黎明の空/小野不由美

約20年ぶりの再読。十二国記の第4巻。 景王となった陽子、海客の鈴、先の峯王の公主・祥瓊の三人三様の少女の成長物語。王が身分を隠して市井にまぎれ自国を把握しようとする中で、国の大きなうねりに巻き込まれていく。3人が出会うまでは個人の物語として背…

東の海神 西の滄海/小野不由美

約20年ぶりの再読。十二国記の第3巻。 延王・尚隆と延麒・六太の話。復興し始めたばかりの雁国に発生した国内騒乱の顛末。古代中国の戦国時代にも似た世界観で、国の統治の構造や民びとの生活が浮き彫りになり、その中で権謀術策が繰り広げられる。揺るぎな…

風の海 迷宮の岸/小野不由美

約20年ぶりの再読。十二国記の第2巻。 今回は第0巻「魔性の子」の十二国側から見た同時期の話で、泰麒が王を選ぶ話。十二国がどのような世界なのかが説明されていくと共に、この世界の理のなかで苦悩しつつも成長していく泰麒が不思議なリアリティで語られて…

新年

明けましておめでとうございます。 ここを見に来てくれるみなさんありがとう。 今年もよろしくお願いします。 今回の年越しは自宅にて。 治りきっていなかった風邪がぶり返したのか、年末から体調が悪くてぐったり寝正月。熱は全く上がらない割に、咳や鼻が…