2008-04-11から1日間の記事一覧

「ハレーション・ゴースト 妖精作戦PART(II)/笹本祐一」(ソノラマ文庫)

上記の「妖精作戦」と一緒に買ったパート2。パート1は一応道具立ては超能力者やら対宇宙人超国家組織といったSF物だったが、今回は微妙にSFから外れて幽霊物?ハチャハチャ感とスピード間は維持。 妖精作戦シリーズはあと2冊「カーニバル・ナイト」「ラス…

「妖精作戦/笹本祐一」(ソノラマ文庫)

ソノラマ文庫を読んでいた時代に、ちょっと気になっていたがそのまま手を出さなかった作品。古本屋でお手ごろ価格だったのでいまさらだが購入。20年以上前の作品で今読んでみると流石にそんなに目新しさは無いし荒い感じだけど、今のライトノベルのはしりだ…

「むかしのはなし/三浦しをん」(新潮文庫)

「3ヵ月後の隕石衝突で地球が滅亡」という設定の連作短編。それぞれ「かぐや姫」や「花咲か爺」といった昔話をベースにしているのだが、私の理解力ではどれがどの昔話に対応してるか当ててみろといわれても当てられない。ということで作者の意図通りに読めて…

「秘密の花園/三浦しをん」(新潮文庫)

カトリック系女子高の3人の少女のはなし。ディープで痛い。秘密の花園 (新潮文庫)作者: 三浦しをん出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2007/02/28メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 79回この商品を含むブログ (116件) を見る

「ソリトンの悪魔(上)(下)/梅原克文」(ソノラマ文庫ネクスト)

これも「二重螺旋の悪魔」と同じくらいエンターテイメントに徹した作品。SF大作映画見ている感じ。なかなか奇想天外な展開で驚かされる。ソリトンの悪魔〈上〉 (ソノラマ文庫ネクスト)作者: 梅原克文,生頼範義出版社/メーカー: 朝日ソノラマ発売日: 1998/12…

「二重螺旋の悪魔(上)(下)/梅原克文」(角川ホラー文庫)

これは随分前に読んだのだがここに書いていなかったようなのでついでに。 梅原作品を読んだのはこれが初めて。読者をいかに楽しませるかということを考えていろいろ詰め込んだ感じ。実際楽しく読んだ。よくできた娯楽作品だと思う。 ただ私は某暗黒神話の大…

「フェルマーの最終定理/サイモン・シン」

フェルマーの最終定理に関するドキュメンタリー。素人にも分かりやすく書いてあり面白い。非常に良い本。感動的。サイモン・シンの他の本も面白そうだ。フェルマーの最終定理 (新潮文庫)作者: サイモンシン,Simon Singh,青木薫出版社/メーカー: 新潮社発売日…

そろそろ忘れてきた

風邪で頭がぼーとしてるが最近読んだ本をざっと。もう忘れてきちゃった。

「メディア9(上)(下)/栗本薫」

これも随分と昔の作品だねぇ。栗本作品の中でも私は「レダ」が結構好き。これは「レダ」と同じ背景世界の時代的にちょっとあとの別のお話。なぜか手を出さないまま今に至っていた。レダとは全然違うテーマの話だがなかなか良かった。さらっと読めちゃうので…