池井戸潤お得意の銀行をテーマとしたミステリ短編集。面白さは衰えない。
- 「金庫室の死体」
- 「現金その場かぎり」
- 「口座 相違」
- 「銀行狐」
- 「ローンカウンター」
小学校低学年の時に仲が良かった2歳上の姉が失踪し、2年後に帰ってきたが本当に本人なのか違和感を感じ続ける妹の話。相変わらずの湊かなえの苦い作風とスリリングな展開で一気に読まされてしまう。
じわじわじわーっとこころが冷えて怖さが精神の奥底に染みていく小野不由美の怖い話。文芸の域に達している。次が出るのを楽しみに待ちたい。
ウィーン留学中の若手ギタリスト大沢美月によるギター弾き比べコンサート。
無料イベントなので小品を数曲弾く程度だと思っていたら大曲も交えた本格的な内容だった。
3本のギターを使って約1時間、6曲プラス、アンコール1曲演奏。
みな素晴らしい演奏だったが中でもジュリアーニのロッシニアーナ、そしてブローウェルの永劫の螺旋が圧巻だった。
ジョビンのフェリシダージでは途中で軽くハミングを入れたのはクラシックコンサートでは異色だと思うが非常に良かった。大沢美月のInstagramでも歌を披露している動画があるが実は彼女は歌もうまくこういうボサノヴァを歌う企画をやってほしいと密かに思っていたりする。
大沢美月DVDを持参するとコンサート終了後にサインをしてくれるというアナウンスが事前にあったので慌てて購入して当日持参。サインをもらったのと、予想していなかったがご本人と一緒に写真を撮ってもらえたのが非常に嬉しかった!!宝物
使用ギター:
大沢美月DVD
タイトルどおり宇宙生命をテーマに編まれた短編集。みな興味深く読んだが心に残ったのは「妖精の棲む樹」と「黒い破壊者」かな。
(上の写真は間違ってケーブル挿した場合!!ボリュームコントローラがついている方の端子はヘッドホン本体側に挿すこと!!)
午後から都内に外出して三越近辺のお店を散策し、夜は以前調べて行きたいと思っていた回っていないお寿司やさんへ。回っている店も数回しか行ったことないが回っていないのはほぼ初めて。
コロナで予約がある時しか店を開けず、料理は1万円のお任せコース一択というこのお店はカウンターのみでお客が8人入ってほぼ満員のこじんまりとしているが落ち着いた雰囲気。かかっている音楽は控えめにジャズ。実は大将はフレンチ出身らしい。数品料理が出て最後にお寿司という形だが、出てくる料理が全て見た目が華やかだし食べると自然と口元が綻んでしまう超絶な美味しさ。良いお店を見つけてしまった。久しぶりに日本酒をかなり飲んだのだが翌日全然残らなかったのも不思議。