シアター!/有川浩

有川浩の今度は演劇物小説。売れない小劇団が2年間で300万円借金返済しないと解散という状況に追い込まれて奮闘する話。劇団内の恋模様もうまく混ぜ込みつつリアルな緊迫感あり面白い。

シアター! (メディアワークス文庫)

シアター! (メディアワークス文庫)

這いよれ!ニャル子さん3/逢空万太

それほど面白くないと思いつつシリーズ3作目に手を伸ばしてみた。まあいつも通りか。頭使わず何となく読んじゃう感じ。人格男女入れ替わっちゃうネタあり。大林宣彦の映画「転校生」を思い出すのは流石に古すぎか。最近だと「君の名は」かな。あと今回のクトゥルーネタは「イースの大いなる種族」。これは私は原作で読んだ記憶なし。何だかんだこの作者はきっとクトゥルー大好きなんだろうね。じゃないと許せんが。

這いよれ! ニャル子さん 3 (GA文庫)

這いよれ! ニャル子さん 3 (GA文庫)

イーヨ with 内橋和久 @下北沢lete

f:id:heg:20190422194137j:plain

  • イーヨ(vo)、内橋和久(g)



珍しく前回から約2ヶ月のショートスパンでのライブ。そのためか定番歌物のセレクトがいつもと違って懐かしい曲のオンパレード。通常最後の締めに歌うクロードラパンを前半最後に持ってくるなど、構成的にも大きく変えて何かアクティブな心意気を感じるライブだった。


イーヨさんは黒のパーカにグレイのスキニーなパンツに最近お気に入り?の紐なしブーツスタイル。座ってインプロ、立ち上がって歌ものという部分はいつも通り。歌ものはおもむろにひっさしぶりのMew、次の曲は曲名不明、ロガ、前半最後がクロードラパン。休憩挟んで後半がカーム、ゴゴ、ブラン、あうびい、後半最後にアリュウシカ。アンコールで私のフェイバリット、ラーク。
短いスパンでのライブだったがマンネリに陥らず非常に楽しめた。素晴らし。


そして最後に「珍しくお知らせがあります」とのことで何だろうと思ったら、何とイーヨ・イディオットのライブをやるとのこと。これは嬉しい。イーヨさん「2年ぶりくらい?」と言って内橋さんに「絶対そんな最近じゃない。5年ぶりくらいじゃない?」と突っ込まれる。私が調べたところ、2015年9月2日の吉祥寺Manda-La2以来の4年ぶりのライブということになる。2019年7月22日、公園通りクラシックスとのこと。Manda-La2以外でやるのも随分と珍しい。絶対行かなくちゃ!


f:id:heg:20190422205911j:plain

趣味の研修

f:id:heg:20190422161659j:plain

また趣味でJPNICの技術研修を受講。
内容としてはRPKI、BGPSECといったちょっと応用的な内容。そのためか参加者は5、6名。ASレベルでネットワーク運用に関わっていないと触れない世界だからまあこんなものか。はじめに軽くインターネットインフラ的な話を振り返ってから本題。一応ハンズオン形式ということで、具体的にROA(Route Origination Authorization)の発行を疑似システムで体験できたりして貴重な経験ができた。講師の方が標準化活動にも関わっていることもあって非常に詳しく、色々なこぼれ話が聞けて面白かった。また是非参加したい。

本屋さんで待ち合わせ/三浦しをん

三浦しをんのオススメ書評集。幅広いジャンルに渡っていてそれだけで単純に凄いと思ってしまう。いろいろ読んでみたくなった。

本屋さんで待ちあわせ (だいわ文庫)

本屋さんで待ちあわせ (だいわ文庫)

眼球綺譚/綾辻行人

綾辻行人のホラー短編集。なかなかキモチ悪い話が多いが語り口は読みやすく惹き込まれる。印象的だったのは「再生」「特別料理」「バースデー・プレゼント」「眼球綺譚」あたりか。「再生」は最後のオチはちょっと早めにわかってしまったがアイディアが秀逸。「特別料理」はなかなかグロい。「バースデー・プレゼント」は悪夢感が好き。「眼球綺譚」もかなりの悪夢レベル。面白かった。同じような短編集があったら是非読みたい。


眼球綺譚 (角川文庫)

眼球綺譚 (角川文庫)